
ごはん 牛乳
キャベツとベーコンのスープ
チリコンカン
<今日の給食>
ベーコンは、豚肉を塩漬けして燻製にした加工食品の一つで、ロース肉で作ったロースベーコン、肩肉で作ったショルダーベーコンなどがあります。ハムは燻製にしたあと、ゆでたり蒸したりして食べますが、ベーコンは燻製したものをそのまま食べます。また、弱火でじっくり焼くと、豚肉の脂が溶け出し、カリカリになります。西洋料理では、そのまま食べるよりスープのだしとして使われることが多く、日本のかつお節のような存在で、ベーコン独特のうま味がスープに溶け出して、よりおいしくなります。今日の『キャベツとベーコンのスープ』には、ベーコンといろいろな野菜のうま味が溶け出したうま味たっぷりのスープです。

えんどうごはん 牛乳
わかたけじる
とりにくのまっちゃころもあげ
おひたし
<今日の給食>
今日は、『旬の「えんどう豆」を生かした献立』です。グリンピースは、えんどう豆の未熟の実で、実だけを食べることから「実えんどう」と呼ばれます。関東地方ではグリンピースとして親しまれていますが、関西地方では「うすいえんどう」と呼ばれ、春を告げる食材の一つです。4月から6月が旬で、和歌山県や熊本県、鹿児島県、大阪府で多く作られています。たんぱく質、炭水化物、ビタミン、ミネラルなどをバランスよく含んでいます。また、食物繊維も多く含んでいます。今日は、米に実えんどうを入れて炊いた『えんどうご飯』です。
ご
はん ぎゅうにゅう
じゃがいものベーコンに
くきわかめサラダ
チーズ
<今日の給食>
「わかめ」は、3月から5月が旬で、乾燥させたり、塩漬けにしたりして保存ができるので、一年中 食べることができます。「わかめ」は、こんぶやひじきと同じ海藻で、古くから日本人に親しまれてきました。世界で一番海藻をよく食べるのは日本人とも言われています。海藻にはビタミンやミネラル、食物繊維が多く含まれていることから「海の野菜」と言われています。

ちゃめし 牛乳
ぶたじる
まめてつじゃこてん
<今日の給食>
今日は、『八十八夜の行事食』です。みなさんは、「茶摘み」の歌でも歌われている、八十八夜という言葉を知っていますか。八十八夜とは、2月の立春の日から数えて八十八日目のことで、今年は5月1日です。この日は、春から夏に変わる節目の日、夏の準備を始める日といわれており、種まきや茶摘みなどの、農作業を始める基準として、昔から大切にされてきました。この時期に摘まれたお茶は「新茶」や「一番茶」といい、品質が良く、おいしいといわれています。愛媛県では、四国中央市の新宮町がお茶の産地として有名です。今日の給食は、新茶を炊きこんだ『茶飯』です。
いろどりごはん 牛乳
クリームスープ
にくだんごのあまずに
<今日の給食>
白いんげん豆は、メキシコが原産で、マメ科に分類されるいんげん豆です。日本では、北海道で栽培されています。旬は5月から12月で、そのまま食べてもおいしいのですが、乾物や缶詰などに加工されています。白いんげん豆には、たんぱく質や脂質、炭水化物などの栄養素が豊富に含まれています。また、カルシウムが含まれており、骨や歯を丈夫にして、血液や神経の働きを正常にする効果があります。さらに、食物繊維も多く含まれており、便秘や高血圧の予防にもなります。今日の『クリームスープ』にも、栄養たっぷりの白いんげん豆が入っています。
もちむぎごはん 牛乳
カレー
コーンサラダ
こざかな
<今日の給食>
もち麦は、大麦の一種です。大麦は、米と同じように「うるち性」の大麦と「もち性」の大麦があり、そのうち、もち性の大麦のことを「もち麦」と呼んでいます。もち麦は、独特のもっちりした食感と水溶性食物繊維が豊富でぷちぷち、もちもちした食感があるのが特徴です。日本人は食物繊維が不足気味のため、給食では、食物繊維の豊富なもち麦を月に2回ぐらい献立に取り入れています。今日は、もちむぎごはんにカレーをかけて食べます。

ごはん 牛乳
ミネストローネ
とり肉のとまとソースに
カラマンダリン
<今日の給食>
『カラマンダリン』は、皮の色がみかん色で、薄皮もとても薄く、香りが強く、味わい濃厚な春みかんです。4月から5月が食べ頃です。大正時代にアメリカで誕生していましたが、すっぱく、栽培が難しいことからあまり作られていませんでした。最近になって、少しずつ人気が出てきました。主に愛媛県で栽培されており、全国の生産量の約半分を占めています。さらに、愛媛県の中でも、生産量の約90パーセントを松山市が占めていて、「まつやま農林水産物ブランド」に認定されています。

ごはん 牛乳
いそに やきししゃも
すだちふうみづけ
<今日の給食>
今日は、松山市でとれたひじきを使った『とれたて感謝の日』です。「まつやま農林水産物ブランド」に認定されている、松山ひじきは、潮の流れが速くきれいな松山沖の海で育ち、芽と茎のバランスが良く、しゃきしゃきした食感が特長です。カルシウムや食物繊維が多く含まれているので、骨を強くしたり、お腹の調子を整えてくれたりします。お店では、乾燥させたひじきがよく見られますが、生のひじきは4月から5月の春先が旬で、やわらかくおいしい時期です。今日は、松山ひじきをたっぷり使った『磯煮』です。