2月10日給食
2025年2月10日 12時13分もちむぎごはん 牛乳
あぶたまどんぶり
きんぴらごぼう
<今日の給食>
かまぼこは、3世紀頃には作られていたと言われており、愛媛県では、江戸時代初期、仙台藩の伊達政宗の長男、伊達秀宗が宇和島藩の初代藩主になる際に、仙台からかまぼこ職人も一緒に連れてきたという説があります。仙台は、笹かまぼこが有名なところで、おいしくて高品質なかまぼこを作るには、鮮度の良い魚をそろえ、ていねいにさばいてすり身を作り、蒸し上げる職人の技が必要です。宇和島市は魚介類が豊富にとれるので、仙台のかまぼこを再現しようとしたのかもしれません。その後、明治時代に入り、八幡浜や愛南町にその技術が伝わったそうです。松山市では、江戸時代後期、料理にかまぼこが添えられていたという記録があるそうです。今では、かまぼこなどの練り製品は愛媛県の特産品となっています。このような歴史を知るとさらに味わい深く感じますね。今日は、「あぶたま丼」に入っています。